ワークもライフも
どちらも大切だから
ここで働き続けたい。
2019年入職
看護師
以前は脳外科や救命救急など、急性期医療の最前線で看護師としてのキャリアを重ねてきた。転居を機に通勤時間や残業といった働き方を見直し、まだ幼い我が子との時間をゆっくり持てる職場を求めて、大野浦病院へ入職。現在は回復期病棟に配属されており、「業務改善委員」としての役割も担っている。残業はほとんどなく、公休日もしっかり確保され、有給休暇も取りやすいため、時間に追われることなく子どもと過ごせるようになった。
Q 大野浦病院に入りたいと思ったのはなぜですか。
近隣の町に引っ越してきたので、通勤しやすく残業の少ない職場を探したことが、最初のきっかけです。でもそれだけでなく、大野浦病院は大きな病院ではないにもかかわらず「摂食嚥下に力を入れている」という確固たる強みを持っています。そこに向かって職員が努力し、自信を持って働いているということだと思ったので、私もやりがいを感じながら働けるのではないかと考えました。
「子どもとの時間を持ちたい」「休みもしっかり欲しい」という希望はありますが、看護師としてのやりがいや、自分を高めていくということも、私にとっては仕事をする上でとても大切です。ワークとライフのどちらも大切なので、まさに求めていた環境といえます。
Q 大野浦病院での印象的な経験を教えてください。
以前の職場ではずっと急性期で働いていたので、回復期のナースとしては初心者です。改めて疾患について学び直し、上司や先輩からもアドバイスを受けながら、患者さまと向き合っていますが、「本当に患者さまのためになっているのか」「私の独りよがりではないだろうか」と、日々、自分自身に問いかけることが多いのも事実です。
そんな風に迷い悩みながら受け持った一人の患者さまが、退院される際に「頑張って良かったよ」と感謝の言葉をくださりました。その後もスムーズに生活されていると聞き、本当に嬉しく思いました。急性期では患者さまとじっくり向き合い、関係性を築くことはできなかったですし、あんなに悩んだのも初めてでした。回復期の醍醐味を、味わわせてもらっているということですね。
Q 自分らしい働き方ができていますか？
そうですね、できています。やはりプライベートの時間が充実し心にゆとりがあると、仕事への意欲や前向きな気持ちも高まってきます。特に医療従事者は、自分が元気じゃないと、患者さまに元気を与えたり笑顔になっていただいたりすることはできませんから。回復期ならではの大変さや難しさもたくさんありますが、だからこそ、自分自身を成長させてくれる環境だと思います。
結婚や出産、引越しなど、いろんな事情で職場を変わり、大野浦病院で5カ所目ですが、今は定年まで勤めることが、一番の目標です。職員みんなで環境をより良くしようと努力していますし、お互いを気遣う雰囲気が根付いています。ここなら無理せず、自分らしく、長く働き続けられるような気がします。
