「ワーク重視型」や
副業にも挑戦し
自分らしく働く。

2013年入職

介護福祉士

学生時代から介護業界に興味があったが、全く異なる業種に就職。20代後半になって転職を考えるようになり「やっぱり介護をやってみたい」という思いに。既に結婚して家庭を持っていたため、社員としての待遇や法人としての安定性などから大野浦病院に入職。当初は療養病棟に配属され、介護の基礎を学びながら経験を積み、介護福祉士の資格を取得。現在はグループホームに配属。副業制度を利用し、障害者福祉施設でも勤務している。

Q 思い切って異業種から転職して良かったと思いますか?

「やっぱり自分にはこの仕事なんだ」と思えるくらい、今は毎日がとても充実しています。介護の知識も経験もほとんどない状態で飛び込んだので、最初は戸惑うこともありました。でも一つひとつ仕事を覚え、できなかったことができるようになり、新たな知識を身につけていくことは、どんな仕事でもそうだと思いますが、喜びにつながります。今はグループホームの配属ですが、最初は病棟だったので、医療的な知識に触れる機会も多く、とても勉強になりました。
介護の仕事は、入浴介助でもおむつ交換でも、自分たちのやり方次第で、患者さまや利用者さまが快適に過ごせるかどうかが変わってきます。アドバイスされたことや研修で学んだことを実践すると、喜んでいただけたり困っていたことが解決したりするので、日々の業務の中にさまざまな達成感ややりがいがあります。

Q 自分らしい働き方ができていますか?

できていると思います。大野浦病院では「ワーク重視型」という勤務形態があり、私はこれを選択しています。標準型より休日は少ないですが、それでも月に8日はあります。今はしっかり仕事のスキルを高めたいと思っていますし、収入もより多く得られるので、「ワーク重視型」にすることにしました。
さらに、副業も認められているので、月に2回程度ですが、他の法人が運営する障害者福祉施設で働いています。「介護がやりたい」という思いだけで大野浦病院に入ったので、もっといろんな介護のことを知りたい、やってみたいと思ったのがきっかけです。もちろん副業制度では、異業種の仕事をすることも認められていますが、私の場合は、介護以外は考えていませんでした。

Q 今後の目標や挑戦したいことはありますか?

キャリア的にも年齢的にも中堅と呼ばれるようになってきました。これまでは自分のことだけで精一杯な面が多かったのですが、これからは、後輩たちを育てていくことにも取り組んでいきたいです。自分がそうだったように、介護の知識や経験のない人が入っても、仕事の楽しさややりがいを感じられるように、私から伝えられることはしっかり伝えたいと思います。例えば研修で学んだこと、自分がやってみて良かったことなどは、積極的に他のスタッフとも共有し、施設全体で成長していけるようにしたいですね。
介護の仕事は、他の専門職と関わり合いながら、チームで患者さまや利用者さまにより快適に過ごしていただけるように取り組みます。自分自身も専門性をさらに高めていけるよう、学び続けたいと思います。